かわら版6号

2022年2月10日・17日に憲法審査会が行われました。

国会の予算審議が行われている中,憲法審査会が開催されるなど今までにない議事運営。しかも1週間に1回の開催。「速やかに,しゅくしゅくと,一刻も早く,スピード感を持って」と国民を蚊帳の外においた議事運営に怒りを覚えます。

オミクロン株感染の拡大で「いかに命を守るのか,生活がどうなるのか」など国民は不安や恐怖を身近に感じています。国会議員に求めているのは,オミクロン感染に対する対策であり,ひっ迫している生活への補償です。「今なぜ,こんなに慌てて国民抜きの憲法審議をすすめようとするのか」憲法審査会そのものに疑念を覚えます。1週間に1回の憲法審査会を求めている政党・議員は国民がどんな状況で暮らしているのか分かっているのかと不信を覚えます。

憲法99条に「天皇又は摂政及び国務大臣,国会議員,裁判官その他の公務員は,この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」とあります。国会議員は憲法を遵守する義務があるはずです。

国民の窮状に光をあて,「いのちと暮らしを守る」政治をこそ緊急に審議すべきです。

2022年2月10日の審議では,立憲民主党奥野総一郎筆頭幹事は「予算委員会ではコロナ対策など予算に関わる大事な審議の最中だ。頻繁に開く事は厳に慎むべき。改憲よりも優先すべき課題がある」道下大樹委員は「憲法改正ありきで審査会があってはならない。憲法改正の必要性はどれも乏しい。緊急事態条項導入でコロナ対策など規制を厳しくとの意見があるが,感染症法の法改正で充分対応できる。岸田政権が今国会で感染症改正法提案を断念したのは残念。ワイマール憲法の緊急事態条項の乱用は歴史が証明している。教育の無償化については民主党政権時代に高校の無償制度を導入,安倍政権時代に幼児教育の無償化が法律で制定。法律の改正によって教育の無償化はできる。改憲の必要はない」近藤昭一委員「CM規制,安保法制や違憲の問題,憲法が具現化されているのか審議すべき。99条から憲法を遵守する立場にありながら『改憲,改憲』と言われる事に違和感をもつ。国民が求めているものは何か議論の必要がある」と述べました。

日本共産党赤嶺委員は「4項目の改憲は断じて許せない。憲法に反する現実を糺す議論が必要。医療・保健所の体制放置,193万人の完全失業者,非正規労働者の増加,若者・女性の貧困,一人親世帯は深刻,充分な補償がなく憲法25条の生存権を初め憲法の精神を生かすことが政治に求められている。米軍基地が感染対策の大穴になっている。沖縄県ではキャンプハンセンで大規模なクラスターが発生。国民のいのちと健康にとって重大な問題。感染の不安と危機に見舞われている。党派を超えて日米地位協定の改定が求められている」と述べました。

以上の状況から各委員に激励と抗議の葉書・ファックスを送りませんか。「改憲4項目」に反対する声,「憲法を生かす」声を委員に送りましょう。

「速やかに,スピード感を持って」と国民抜きの審議を求める委員には抗議を,

国民の立場で「平和・人権・いのちと暮らしを守ろう」と審議に臨んでいる委員には激励のメッセージを送りましょう。

抗議・・・自民党 森英介・新藤義孝など    

激励・・・立憲 奥野総一郎・近藤昭一・道下大樹など  日本共産党 赤嶺政賢 公明党 北側一雄など

衆議院憲法審査会の委員の連絡先を送ります。

衆議院第一委員会館住所;東京都千代田区永田町2-2-1

衆議院第二委員会館住所;東京都千代田区永田町2-1-2

2022年2月10日と17日のユーチューブ動画です。

皆さん方の思い思いの言葉で送っていただければと思います。

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