2023年7月発行
5.23臨時総会とミニ講演の会
「なら 市民の家」を市民と野党の共闘の拠点に
5月23日、奈良1区市民連合は臨時総会を行いました。開会にあたり、八木運営委員より「奈良1区の運動はまさに草の根の運動。主体的な課題を見つけ、総選挙を迎えよう」と挨拶。議長選出後坂下事務局長より、事務所開設に伴う170万円の費用調達については、カンパを充てること、この事務所を市民と野党の共闘の拠点としていきたいとの提案が行われました。討論では、事務所の場所の提供者である八木さん、立替金提供の佐川さんへ感謝の意が述べられ、170万円の償還については積極的な計画を立てるべきとの意見等が出されました。提案については拍手で承認されました。
総会後、佐藤真理弁護士がミニ講演を行いました。佐藤さんは、「安保3文書」に関わって、2015年の安保法制の時に、学者とすべての弁護士会が立ち上がった状況と、ロシアによるウクライナ侵攻後の今では、状況が変化している。小林節さんは、これまで自衛隊は専守防衛だったのが、全部覆る、アメリカの2軍になってはいけないと警鐘を鳴らす。不公正なメディアや裁判所の問題等、政治を変えるしかない。小選挙区制のもとでは野党は共闘しないと勝てない。学習、デモなどの行動を、と訴えました。
講演後、公選法、ウクライナ一辺倒の報道、若者の政治参加、山下知事県政、自衛隊への名簿提出等の問題について意見交換がされました。最後に溝川さんが、「今戦争か平和かの岐路、日本はアメリカの一員として危険な方向に進む、止められるのは市民と野党しかない」と閉会挨拶を行いました。
「なら 市民の家」
奈良市花芝町25 利用申し込み 090- 1791- 1105

奈良1区市民連合の事務所、「なら 市民の家」が設立されました。場所は近鉄奈良駅か ら北へ160m、東向き北通りに続く花芝町、白鹿荘の向いです。奈良キタマチの入り口に あってすぐ近くに地裁・検察庁・弁護士会館、文化会館・教育会館、県庁・県美術館・興 福寺が連なる絶好のロケーションです。会員の自宅の店舗事務所用に設計された、自宅と は別階段の、道路に面した2階の23畳の広さの部屋です。、床の防音補強や電気工事やエ アコン設置等の改修をおこなって、ゆったりと落ち着いた事務所が立ち上がりました。し かも月々の賃料はナシで、電氣・水道の実費の負担のみで済みます。
事務所を開設することによって、1区市民連合はいよいよ地域にしっかりと根差し、こ れまで以上に市民と結び、市民に開かれ、市民をつなぎ、市民に責任を負う市民団体とし て大きく踏み出すことになります。結成以降3年近く、1区市民連合は平和主義・国民主 権・基本的人権の憲法に基づく政治=立憲主義を求め、人々の命と暮らし、地球環境を守 る政治の実現を求め、地域からコミュニティから湧き上がる息吹を、野党と市民の共闘へ と結実させ、国政の転換と自治の発展に結び付けるべく奮闘してきました。そして今、安 保3文書によっていよいよ戦争する国へと踏み出して「新たな戦前」が言われるこの時に こそ、平和と共生・自治の人垣を地域に築き、そういう命の力を発揚していくことが求め られます。事務所の開設はそのための土台です。
現在170万円の改修費用は特定の個人の立替によって賄われています。事務所を1区市民連合みんなの共有事業とし、市民の交流拠点としていくためにも、皆さんのカンパを御願いします。一口1000円・2口以上。可能な方は1口1万円のカンパも。
カンパ振込先:南都銀行平城支店、普通2240803、講座名;ナライツクシミンレンゴウ
地域交流会「命と暮らし,人権を大切にする政治の実現」に向けて地域からの活動を!
奈良1区市民連合は地域からの取組として次の3点を中心に進めてきました。
★1つ目は「戦争する国づくり」として岸田政権がすすめる「安保3文書・敵基地攻撃」が私たちの生活にどのように関わっていくのか学習と交流。
諸富健弁護士を囲んでの交流会は富雄・帝塚山、紀寺・飛鳥・都南,高の原・どんぐり,学園前・あやめ池・西大寺・秋篠,三笠,済美の各地域で行われました。参加者は全体で80名近くでした。
諸冨弁護士から「安保3文書についてその危険性」を述べていただき学習交流が行われ好評でした。
*「存立危機事態で集団的自衛権が発動され、安全保障政策がこれまでと違って大きく転換する。「安心供与」が大事」
*軍需産業のためにアメリカからの爆買いをすすめている。アメリカの国内での戦争はない。日本と中国を戦争させ、それに乗っかって金を得るアメリカの政策。「戦争ではなく平和の準備」が必要。
*「小さい事の積み重ねが大事。小さい声が集まれば、入管法や黒川検事総長問題、安保法制の時も国会前に10万人集まり、審議を3カ月延長させた。軍事費増額についても最初は賛成が多かったけど、軍事費のみ優先はおかしいとの声が多くなってきている。戦争世代が次世代に伝えていく事が大事ではないか。一人ひとりがちょっとしたことを行うことが大事ではないか。
★学習交流の後の地域の方々の活動の紹介
*三笠地域に参加された方々が4月29日JR奈良駅で行われたタウントーク参加。初めての参加の方も。
*学園前で行われた5月27日タウントークには「平和でこそ人生を楽しむことができる」と地域の方々が中心に企画され楽器演奏やトークなど30人近くの方が参加。
*高の原・どんぐり地域では地域の皆さんと5月12日にスタンディング。準備したチラシが30分でなくなるなど関心が高く,近くにある高校の生徒も下校時に署名をしてくれました。
*高の原駅前で行われた第22 回タウントークでは「争うよりも愛を」と地域の方がトークを行いました。
★2つ目は「新たな戦前ではなく、平和といのちと暮らしを守ろう」との活動
*高の原・どんぐり地域では6月6日「奈良コープ平和の会」大藪由美さんから沖縄の軍事基地化がすすむ映像と現地の方々の運動を学ぶ。18名が参加。沖縄の軍事基地化にそれぞれに何が出来るか、何かしなければと強く思う交流会でした。
*「沖縄,再び戦場(いくさばへ)」DVD上映の広がり
あいあいおしゃべり会(6月9日)富雄・帝塚山(6月24日)佐保若草(6月27日)どんぐり・高の原(7月1日)三笠(7月1日)学園前・あやめ池・西大寺・秋篠(7月8日)で上映されました。
★3つ目は地域の課題,地域交流会のあり方についての活動
*佐保・若草地域交流会
鼓坂小統廃合問題についての意見交換を引き続き実施。
特に問題になっている通学路の危険性については保護者が納得できる説明が全くできない。今後さらに署名を広げていく事,市議への働きかけなどを行っていく予定。
*地域の活動をすすめるための事務局体制,高齢者の交通難民問題など地域の要求への取組,野党統一について中央の方針を待つのではなく地域から各政党に申入れにいく取組が大事ではないか。
全国保険医団体連合会発行「健康保険証を廃止しないことを求める請願署名」葉書を地域に2000枚配布。
★今後の活動
・あいあいおしゃべり会:7月14日(金) 1時半から
・学園前・あやめ池・西大寺・秋篠地域の会 7月17日(月)1時から
・飛鳥・紀寺地域交流会:7月27日(木)2時から「沖縄, 再び戦場へ」(仮題)スピンオフ作品上映会
・佐保・若草地域交流会 8月7日(月)1時半
・済美地域交流会:計画中
・都南地域交流会で実施。
・どんぐり・高の原地域交流会 8 月9 日(水)10 時30分から12 時(開始時間が10時から10時30分に変わりました。) 「健康保険証は本当に大丈夫?」保険医協会竹島さん(予定)高の原駅前団地集会所
・8 月15 日(土)10:00 ~ 12:00 与那国訪問報告会
・高の原・どんぐり地域交流会 8 月28 日 10 時から「沖縄, 再び戦場へ」(仮題)スピンオフ作品上映会

第21 回、22 回タウントーク
第21回タウントーク 学園前駅前

5月27日に学園前駅前で実施。津幡さんによるフルート演奏で始まり、「アメリカが日本を守ってくれたのではない。憲法9条と国民がベトナム戦争に参加することを許さなかった。市民と野党の共闘で平和憲法を守ろう」とトーク。松岡さん「43兆円の軍事費は私たちの税金。軍事費に使うのではなく、私たちの切実な生活に関わるところに使ってほしい」、中村さん「G7サミットでの広島ビジョン、核兵器廃絶・禁止の言葉もない」と批判、なかにし礼さんと谷川俊太郎さんの詩の朗読で反戦の訴え。羽多野貴至さん「戦争が今にも起こりそう。緊急事態条項の新設が心配。消費税は大企業の負担を減らすため。今こそNOを」、石川さん「マイナンバーカード、持ち歩くことや子どもがマイナンバーカードを持つことも想定していなかったことから、混乱している」、八木さん「沖縄に自衛隊の基地建設、ミサイル配備が進む。三上智恵さん制作の『沖縄、再び戦場へ』の上映運動に協力を」と各自よりトークが行われました。最後に再び津幡さんのフルート演奏で「茶摘み」を参加者で歌い、終了。約30名が参加、立ち止まって聞き入る人、チラシをじっと読む人もいました。
第22回タウントーク 近鉄高の原駅前

10年前の沖縄慰霊の日、小1の男の子が『へいわってすてきだね』という詩を詠んだ。10年たって与那国島はさらに軍事要塞化している」、中西さん「小6で敗戦。戦争の悲惨さを体験。井上ひさしさん、『過去を軽んじる者は、未来からも軽んじられる』。過去をおろそかにしてはいけない」、浅岡さん「菅原文太さんが残した言葉、政治の役割の一つ、国民を飢えさせない。自給率を高めることこそ食料の安全保障」、八木さん「『沖縄、再び戦場へ』の上映運動は、1区市民連合の草の根運動と方向が全く同じ。平和運動の核分裂を起こそう」、溝川さん「今まさに『ショックドクトリン』の状態。ウクライナ戦争でエネルギー危機をあおって原発回帰。原発産業に儲けさせるため」、石川さん「賃貸でもエネルギーの地産地消は可能。岸田首相の中東訪問は時代に逆行」、最後に坂下事務局長が「国会閉幕、国民犠牲の悪法が多数成立。政治を変えることをあきらめず、総選挙では統一候補を擁立し、国会に送ろう」と訴えました。司会の佐川共同代表から、奈良市が自衛隊に若者名簿を紙媒体で提供している、チェリオが自衛隊とコラボしたジュースを販売しているなど、危険な動きが紹介されました。
また、沖縄出身の崎浜盛喜さんが、沖縄戦の貴重な教訓として、軍隊は国民を守らないし、軍事基地があると狙われる。今奄美大島、宮古島、石垣島、与那国島にミサイル基地が造られ、軍事要塞化している。「安保3文書」によって戦争できる国になり、アメリカの起こす戦争に日本が引きずり込まれる。沖縄の人は「命どぅ宝」と危機感をもって反対運動をしている。憲法が破壊され、戦争に向かう流れをくい止めたい。り込まれる。沖縄の人は「命どぅ宝」と危機感をもって反対運動をしている。憲法が破壊され、戦争に向かう流れをくい止めたい、と語りました。
予告
奈良1 区市民連合第4 回総会
2023 年9 月30 日 13:00 より
場所:未定 総選挙の日程により変更有
次回タウントーク予定
・7 月29 日(11 時~ 12 時) 西大寺駅コンコース
・8 月26 日(11 時~ 12 時) JR 奈良駅東側広場
みなさまの参加をお待ちしております。(印刷のニュース27号では10時~11時になっていましたが、間違っていました。お詫びします。)
何と! 自衛隊が若者の個人情報を収集!
― 奈良市は、6,419人の住所・氏名・男女別・生年月日を名簿で提供―
奈良市は昨年12月、自衛隊から「自衛官及び自衛官候補生を募集するため、市の住民基本台帳の個人情報を提出してほしい」という依頼を受け、若者の個人情報をそのまま紙に印刷して、自衛隊に渡しています。
対象者は、この春18歳、22歳になる若者で、日本人住民の氏名(通称)、性別、生年月日、住所となっています。隊員募集が目的ですから、高校や大学の卒業予定者ということでしょうか。
これまでも自衛隊はこうした情報を、市の住民基本台帳を閲覧して転記していたものを、今年から奈良市は、名簿を印刷して渡していることがわかりました。市長は「目的外に使わないよう自衛隊と、確認書を交わしている」と言いますが、本人の知らないところで、とんでもない話です。
情報提供の理由について、仲川市長は議会で質問され てもアレコレ言い訳するだけで、明確な法的根拠は説明できません。しかも「自分の情報は提供しないで」と申請する人は除外するとホームページに書いてあると言いますが、このことを知らない人がほとんどです。しかもこれは毎年のことなので、膨大な情報が自衛隊に蓄積されています。
最近、自衛隊員が減っているそうですが、戦争するために海外に出かける自衛隊は許せません。これは自・公政権がすすめる“戦争する国づくり“の一つで、全国的な動きですが、こうした情報提供を拒否している自治体もたくさんあります。
私たちは仲川市長に、市民との話し合いの場を設けるよう要請しました。みなさんごいっしょに声を上げましょう。
「私の個人情報を守って!」奈良市民の会・事務局 西本守直
「沖縄、再び戦場へ(仮題)」スピンオフ上映会を計画してください
問合わせ:090-1791-1105(八木)
9 月30 日までの間に「なら市民の家」にて、スピンオフ上映会を計画しています。同封のチラシを見て是非おこしください。
スピンオフ上映会の感想:
●スピンオフの内容は驚くべきものでした。沖縄へ行った人からは「もう基地にされてしまっている」とは聞いていましたが実際みると本当に何てこと!と怒りが沸きます。畑を耕し子どもを育てている若い人,訴えれば聞いてもらえると信じて。
●工事はどんどん進む!7年間も訴え続けたのに,どんなに口惜しいか!
●この動画を見るまで与那国島まで自衛隊施設が作られている事を知らなかった。平穏に暮らしていた人たちの平和が奪われていた。
●避難訓練で,一見国民の命を守るための良い政策と取れるが,「国土防衛のために日本はこのままでいいのか」という空気感を作っている怖さを感じた。・与那国島や宮古島,避難シェルターの事など知らなかったので驚いた。知る事は大事。
●運動が長引けば多くの人が諦めてしまう事,それぞれの生活や置かれている状況によっては人々が分断されることが印象的だった。多くの人が自分事として考えるにはどうしたらいいのか。
●僕たち若者は政治の動きにも鈍感だしあんまり反応しない。そういうことが政府の気を強くさせていて、今の沖縄の状況を作り出す一因になっているのではないか。(大学生)
●スピンオフの作り方が斬新。
●次第に記憶が薄れていく中で、再び危機意識が高まった。(沖縄出身の大学生) ●中学校(平城東)の時沖縄の勉強がたくさんあり、文化祭も沖縄、修学旅行も沖縄、沖縄ではいろんなところに行きたかったのに、暗~い所ばかり。でも今考えるとそれがよかった。あれだけ勉強させられたから今この映画を見ても理解できるし、沖縄で何が起きているかも理解できる。(大学生)
●これが大軍拡、大増税の姿。

「保険証廃止」をとめよう!
同封の「保険証廃止」をとめよう!ハガキ」について。
全国保険医団体連合会が十月の臨時国会に「現行の健康保険証の廃止方針を撤回すること」の請願を提出を予定しているそうです。
賛同される方は9月中にハガキを投函してくださるようお願いいたします。