奈良1区市民連合第4回総会

9月30日、奈良1区市民連合第4回総会が行われます。

生涯学習センター 13:00受付 13:30 – 16:00

昨年12月に「安保3文書」を閣議決定した岸田政権は、アメリカが仕掛ける戦争への準備に暴走しています。いたずらに「台湾有事」をあおり、日本だけが前のめりに国民生活を犠牲にして、大軍拡大増税へと突き進んでいます。
平和、いのち、くらしを守り、今を新たな戦前にさせないために、奈良1区市民連合の輪をさらに大きくしていきましょう。そして総選挙の準備をしていきましょう。
奈良1区市民連合第4回総会へのたくさんのみなさんの参加をよろしくお願いします。

  • 開会のあいさつ
  • 総会アピール
  • 参加者の感想

開会のあいさつ

八木武彦

9・30奈良1区市民連合第4回総会への挨拶     2023,9,30

ご参加ありがとうございます。また、立憲主義各野党の皆さんには日頃から協力関係を大切にしていただいて感謝を申し上げます。
 今日は奈良1区市民連合の第4回総会を迎えて、簡単に挨拶させていただきます。
 奈良1区市民連合は2020年9月に結成され、満3年を迎えています。安保法制のの廃止と立憲主義の政治、命と暮らしを大切にする政治を実現するために、市民と野党の共闘を推進する活動を全力で進めてきました。それは2021年の総選挙で、馬淵議員を野党統一候補として勝利する結果へと結実しました。
 
 しかし全国的にはこの総選挙での野党の敗北とその後の野党共闘への逆風と揺り戻しは、市民連合の運動への試練をもたらしました。この試練に対して、奈良1区市民連合はあくまで市民と野党の共闘の旗を掲げつつ、命と暮らしをめぐる問題が地域に山積している現実に向き合い、地域交流会を各地に生み出しながら、草の根から市民政治の力をつくっていく努力を注いできました。その始まりが水道問題であり、県域水道一体化に反対して命の水と水道自治を守る運動であり、その後、南生駒小や鼓坂小など小中学校の統廃合の問題(前者は勝利し、後者は今真っ只中)、公民館の廃止問題と広がり(市長は遂に白紙撤回に追い込まれた)、今後保育園の民営化や教育・ケアの問題、地域公共交通の問題、食と農やエネルギーの問題へと広がっていく課題です。一言でいえば、命と暮らしの基盤となる社会的公共財=共有財(コモン)と地域自治をめぐる運動です。それは本来基礎自治体の生命線となる役割でもありますが、それが今行財政改革として切り崩されており、自治体に地域住民が切り結ぶ運動です。
 
 しかし事態はさらに深まっています。それが昨年12月の安保3文書閣議決定以降の、岸田政権による戦争する国家体制づくりの進行です。敵基地攻撃能力の保有は、その最前線として「沖縄を再び戦場」にする琉球諸島のミサイル基地要塞化を進め、温泉地として名高い湯布院へのミサイル部隊配置や全国各地へのミサイル弾薬庫設置、基地の強靭化、軍事費の2倍化、そのための大増税の画策、軍需産業の国家的育成等々、とどまるところなしです。そして麻生自民党副総裁は官邸と示し合わせて、台湾有事の悪煽動からさらに進んで中國と戦争する覚悟を固めよ!と脅迫的な煽動を沖縄をはじめとする日本の人々と台湾の人々に対して行いました。他方岸田政権は列島をミサイルのハリネズミにしてミサイルの打ち合いに邁進しながら、原発回帰を明確にし、老朽原発のフル稼働、期間延長、新増設をも打ち上げ、原発依存社会を強めています。汚染水の海洋放出をめぐる偏執的な処理水呼号と挙国一致的なキャンペーンは戦時体制の前哨戦という様相を呈しています。
 
 1区市民連合はこの2月以降、各地域で諸富弁護士を囲んでの安保3文書の学習会、そして6月以降は「沖縄、再び戦さ場へ!」スピンオフ作品上映運動を各地で繰り広げ、タウントークで訴え、さらに大軍拡と大増税に反対する県民行動や中野晃一講演会、伊波洋一講演会、原発ゼロ被災者支援の奈良の集い等に共催・賛同しながら取り組んできました。こうして戦争の準備ではなく、平和の準備を!と、地域に平和と共生・自治を求める分厚い人垣を築くべく努力をしてきました。そのような人垣を土台として、近づきつつある総選挙に国政を根本的に転換させる政策協定に基づく、市民と野党の実のある共闘を実現していくことが求められます。
 
 と同時に、次のことを指摘し訴えておきたいと思います。政府の戦争する国づくりは必ず、自治体をして国民を戦争に動員する機構へと絡め取っていく策謀となり、地域社会の軍事化を生んでいくものとなることです。先ほどの麻生の闘う覚悟は自治体にこそ向けられているのです。自治体を戦争する国家機構の一部として、命と暮らしを切り刻んでいく鞭にしてしまうのか、平和と共生・自治を求める人垣によってそのための防波堤たらしめていくのか、そういう闘いが今始まっているということです。自治体による自衛隊への18歳・22歳の名簿提出問題はそのような位置を持っていることを訴えておきたいと思います。
 
 戦争と軍拡、増税と物価高に抗して、平和と命・暮らし、共生と自治の創造のために、国政の大転換をめざす野党と市民の共闘を推進しながら、さらに地域に平和・共生・自治を求める人垣を愛分厚くし、自治体を戦争動員機構、暮らしと自治の破壊者ではなく、平和と共生・自治のための防波堤としていく運動を進めよう!この重層的な運動を担いうる人々の集まりと重層的な組織の構造を築いてきたことにこそ1区市民連合の強さがあると確信しています。今日の総会が新しい出発点となることを期待しています。

総会アピール

第4回総会では様々な実態と要望の発言がありました。どの要望も人間として生きていく上で当たり前の事。いかに政治が市民のためには行われていないのか、が改めて明らかになりました。
非正規労働で生活をしている多くの若者にとって未来は描きようもありません。この状況が続けば、市民は疲弊し、モラルは低下し、日本は社会不安で暗黒の社会に陥るでしょう。
市民の声に応える政治になれば、市民の生活に、未来の子ども達に、高齢者の生活に眼を向ければ、そして何よりも国民を危険にさらす防衛費に使う43兆円があればすべての面で解決します。
岸田首相は9月に第2次岸田再改造内閣を発足。この内閣人事は旧統一教会との関係が深い政調会長萩生田光一氏、盛山正仁文科相など7名が入閣。ドリルで証拠隠滅を図った小渕優子氏が党選挙対策委員長就任。自民党の派閥を抑え自民党さえ掌握すれば安泰との慢心内閣です。 
世界は新自由主義、グローバル経済による貧富格差の拡大、ネオナチの台頭,紛争や戦争による多くの人々の命が奪われている悲惨な情勢です。岸田政権はアメリカの世界戦略に国民を引きずり込もうと暴走しています。
憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすること」「主権が国民に存すること」とあり、岸田政権がすすめている政治は明らかに憲法に違反するものです。私たちはこの慢心内閣に鉄槌を下しましょう。
第4回総会で総選挙にむけた「政策を共有する立憲野党間での統一候補の擁立を各立憲野党に働きかけ、実現させます」という方針が承認されました。
財界や大企業、それを支える自民党政権は,前回の衆議院選挙で自民党元幹事長や奈良1区選挙区の現職、小林茂樹氏も落選という事態に市民と野党共闘に脅威と恐怖を感じ、あらゆる手段で分断を謀ってきました。
しかし、奈良1区市民連合はその攻撃に屈することなく「草の根からの市民の活動なしに政治は変えられない」と活動を広げてきました。
昨年の「県域水道一体化」反対への運動の盛り上がりは地域交流会を中心とした取組によるものでした。「弁護士を囲んでの安保関連3文書改訂学習交流」や「沖縄,再び戦場へ」DVD上映活動で「日本は戦場になっている」と実感した市民は活動や集会に参加。「鼓坂小統合問題」「公民館統廃合問題」への支援、地域独自のチラシ作成と配布、「野党統一を求める請願」を政党へ要請、地域の皆さんの繋がりで「戦争紙芝居」も上演されるなど次々と草の根の活動が広がっています。
「大軍拡」からくる「奈良市自衛隊名簿提供問題」では地域の学生や親たちにも訴え「若者を戦場に送らない、若者の命を守る」「個人情報を守って」との一致点で運動をすすめるプラットフォームの役割を担っています。
「政治を変えたいと思う市民のエネルギー」と「命、くらし、人権を守る」政治実現に向けて一致する政策で共闘が実現すれば、平和憲法は守られ、国民の暮らしは豊かになり、立憲主義が大切にされる国になるでしょう。
小選挙区制度では「市民と野党の共闘」による選挙体制が求められています。一議席でももぎ取る覚悟が「市民と野党」に求められています。
皆さん、奈良1区市民連合は政策合意に向けて各政党との橋渡し役になります。
政策実現のための選挙体制をすすめます。私たちの代表が国会で奮闘できる結果を生み出しましょう。私たちの手でつかみ取りましょう。
「若者を再び戦場に送らない」ために「次世代の若者たちが人生を豊かに暮らす社会」のために力を合わせましょう。

2023年9月30日 
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める奈良1区市民連合

参加者の感想

*野党共闘により軍拡阻止と平和・命・暮らしを守る政治へ。一点共闘で一つずつ根気よく。

*政治マターを超えて,日常の様々の諸問題、多くの人が発言した事は参考になった。
 国会・国民的課題の大問題、地域生活圏の諸問題、上手くバランスをとって、それぞれ「見える化」されると大いに参考になる。
 政治家(複数または単独)との直接対話できる場を設けられないか。(選挙とは直接関係なく)

*「市民」にとって身近な水の問題や地方行政がどうあるべきかを学び合い語り合う場としてとても良い機会だと思います。
 多様な課題に押しつぶされないようにみんなで明るく市民社会のあるべき様を求めていきたいと思います。

*市民連合は「希望」です。こんなに問題がいっぱいで変えていかなければいけないのに共闘しないでどうして自公維を打ち砕く事が出来るでしょう。市民連合が各政党に根気よく交渉されなんとか共闘の道を探ろうとして下さってることに感謝です。今日は色んな活動、運動の発言に励まされました。

*一つひとつの力は小さいけれど、一つひとつの力が寄せ合わせれば、大きな力になる事が実体験でわかりました。地域の交流会や市民の会は大切なネットワークだと思います。自民党は恐怖だろうなと思います。
 ますます意義深い市民連合を大きくすることに少しながら関わっていきたいと思います。
 奈良の市長選挙も今から統一候補を検討してほしい。

*世の中全ての分野で問題だらけ。よくまあここまで国民を苦しめる政治ができるもんだ!討論では次から次へと手が挙がり凄かったですね。多岐にわたる問題、地域の取り組みの報告などを、司会者の方が一つ一つしっかり受け止めておられたのが印象的でした。坂下さんと佐川さんのまとめや閉会の挨拶は、市民連合の会員への信頼と励ましに溢れていて嬉しく思いました。
 諦めたらおしまい。市民連合という何でも言える、皆で取り組める組織がある限り何とかなると思えました。

「私の願い」として書かれた参加者のアンケートより

「食料自給率向上を政府の法的義務とすること」
 自給率向上に対する国の責任を放棄することは、食料の安定供給への政治の最も重い責任を放棄することです。際限のない輸入自由化、欧米に比べ貧弱な価格保証で農業を潰した責任は重大です。「食料有事立法」を検討するより、農業関係者への支援を充実させ、輸入に頼らない政策を。

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