2025年6月27 日発行

参院選でも与党を過半数割れに!
市民と野党の共闘で立憲野党の前身と、いのち・くらし・平和を守る政治の実現を!
2025 参院選について ―奈良1区市民連合運営委員会―
7月3日公示、7 月20 日投開票の参議院選挙奈良選挙区に向けて、奈良1区市民連合は、奈良市民連合、奈良2区市民連合、市民連合中南和(以下4者市民連合)とともに、市民と野党の統一候補の擁立をめざして取り組んできました。
昨年の衆院選では裏金問題で国民の信を失った自民党が大幅に議席を減らし、与党は過半数割れとなりました。国会の状況は大きく変わり、高額医療費上限引き上げの撤廃、またこれまで議論が避けられてきた企業団体献金の禁止や選択的夫婦別姓についての審議入りなどの成果を生みました。しかし一方では自民党の補完勢力の存在により、戦争準備への加速、市民生活の疲弊と分断に歯止めがかかりません。世界的には戦禍が拡大し、秩序が危機に瀕している中、平和憲法をもつ日本が世界平和に貢献すべき重要な局面でもあります。
こうした状況から4者市民連合は参院選を迎えるにあたって、参院でも与党を少数に追い込み、政治を変えていくためには、県内の有権者に対し、いのち・くらし・平和を守る勢力の存在をしっかりと可視化させることができる市民と野党の統一候補の擁立が不可欠と位置づけ、取り組んできました。3 月から6月にかけて、県内各立憲野党と中央政党への要請、各政党政策学習会の開催、立憲民主党川戸康嗣予定候補、日本共産党太田敦予定候補との政策協定に向けての要請を行ってきました。そうした中6月19 日に、立憲民主党野田佳彦代表と日本共産党田村智子委員長との間で参院選に向けての共通の意思確認ができたとして、1人区での選挙区調整を進めるとの発表があり、私たちは喜びと共に心より歓迎するものです。
現時点(6/26)ではまだ奈良選挙区での候補者調整については結論がでていません。統一候補が実現した際には、奈良1区市民連合は4者市民連合と共に、統一候補を支持することを表明し、勝利をめざして力を合わせていくことを皆さんに呼びかけます。擁立が実現しなかった場合には、川戸候補、太田候補とも4者市民連合との間で政策協定(①戦争と暴力に基づかない社会の実現②暮らしといのち第一の社会の実現③すべての個人の尊厳が尊重される社会の実現)が締結されていること踏まえ、それぞれが支持する候補者を支援していきましょう。そして、いのち・くらし・平和を守る立憲野党の前進に力を尽くし、必ず次の国政選挙では市民と野党の統一候補の擁立を実現させていきましょう。
私たちにできる選挙活動1
公示までの取り組み(~7/2)
①街頭での宣伝行動を積極的に行う。
●「投票に行って、自公政権を少数に追い込もう」キャンペーンを計画
②個々が支持を呼びかける。(電話、手紙、SNSなどで)
③支持拡大のための地域の拠点づくり。
④地域に候補者を呼んで、ミニ集会を持つ。
⑤候補者の街頭演説会や集会に参加する。
⑥候補者陣営からの選挙協力依頼に、ボランティアとして参加する。
●ハガキ書き ・ポスター貼り ・電話かけ等
政党政策学習会
参院選に向けての各政党との政策学習会を行い、活発な意見交換も行われました。(学習会開催順)
★日本共産党 5月12 日(月)講師;宮本次郎奈良県委員長 太田敦参院選奈良選挙区予定候補
宮本委員長と太田候補は、赤旗スクープがきっかけに裏金問題が明らかになり、衆院だけでなく、参院でも自公を過半数割れに追い込み、大企業団体献金の廃止、消費税は5%に、税金はくらしのために、食料自給率をアップ、大企業いいなりの政治にメスを入れる、平和を守るなどの政策を実現していきたいと説明。参加者からの質問に対して、天皇制については現行憲法を擁護する立場、自衛隊については隊員の命を守る立場、市民と野党の共闘については、共産党が大きくなることで前進するなどと説明。
★立憲民主党 5月18(日)講師;馬淵澄夫衆院議員・川戸康嗣参院選奈良選挙区総支部長
馬淵議員は、消費税ゼロをめざしての当面2万円給付などの立憲民主党としての経済政策と、応能負担など本来の税のあり方を構築したいなど自身の経済政策を展開。またアメリカが世界の大国という時代ではなく、日本もアメリカ一辺倒の防衛政策などは見直してくべきと説明。他、選択的夫婦別姓制度については賛成、安保法制については違憲部分の廃止の立場だなどと説明。続いて川戸候補が、起業で苦労した体験から政治への道を選択した経緯、困った人たちの役に立ちたい思いなどを語り、立候補への決意を述べました。
★れいわ新選組 5月30 日(金)講師;長谷川ういこさん(れいわ新選組政策審議会経済担当)
長谷川さんは、消費税廃止と社会保険料減免と季節ごとの現金給付で生活を底上げ 赤ちゃんから高齢の方まで、全世代への公助を充実 グリーン・ニューディールでエネルギーと食料を自給できる国へ 賃金爆上げと、人への投資で失われた30年を取り戻すなどの政策を説明。質問の中で出された、野党共闘や市民連合との関係については、一致できるところについては一致してやっていきたいが、他の政党と協定を結んで、候補者を降ろすということは考えていないなどと説明しました。
★社会民主党 6月8日(日)講師;西尾慧吾さん(大椿裕子参院議員秘書)
社民党の政策として、食料品消費税ゼロ即実現 最低保障年金月10 万円実現 最低賃金1500 円の実施 地震大国日本に原発はいらない 農家の所得を増やし、食糧自給率50%達成 ジェンダー平等と多様性社会の実現 沖縄・日本を再び戦場にさせないという7つの政策を中心に説明。とりわけ非正規雇用をなくす、人権・反差別を大事にし、ヘイトスピーチ禁止など差別を禁止する法律を整備していくことへの社民党としての思いが強調されました。
第38 回タウントーク
5月31 日JR 奈良駅前、16 名が参加し、約200 枚のチラシを配布。

【西村徹さん】過酷な学校現場、教師のなり手がない。大分では採用試験の倍率が0.9倍。子どもと教育のことを考えてくれる人を国会に。
【溝川裕介さん】日本学術会議法人化法案、科学技術を軍学共同に導くもの。政府の管理下に置かれ、独立性を失う。法案に反対を。
【八木健彦さん】「ほうその奈良ネット」発足して1年。奈良市民と文化遺産を守るために、ミサイル配備に反対を。
【加藤勇さん】年金改革法案、マクロ経済スライド制を残したままでは実質下がる。積立基金の活用と最低保障年金制度を作ることが大事。
【石川直太さん】自衛隊練習機が墜落、防衛費の使い方について議論が必要。再エネ省エネ、日本にも技術はある。
【堀田美恵子さん】老朽原発を再稼働させるエネルギー計画は危険。放射能除染土は拡散させずに政府の責任で隔離処理すべき。
―次回タウントークの案内―
7 月26 日(土)18 時~ 19 時
場所 大和西大寺駅コンコース
※6 月のタウントークは26 日(木)にキックオフ集会開催のため、お休みいたします。
第2回祝園ミサイル弾薬庫問題を考える奈良の会総会
2025 年6月1日、生涯学習センターで第2回祝園ミサイル弾薬庫問題を考える奈良の会総会と講演会を行いました。
講演会の講師、羽場久美子さんは様々なデーターをもとに世界と日本をとりまく状況を分析。アメリカは世界に覇権を作ろうとしているが衰退の道をたどる。今後は中国、インド、グローバルサウスが急速に成長し、200 年に1度の大転換にきている。中国との貿易は24%、アメリカ13%。アジアと貿易しているのにミサイルを向けていていいのか、 軍事費にお金をかけている場合ではない。少子高齢化対策、社会保障や子育てにお金を使うべき。「市民レベルで平和をつくる運動が始まっている!奈良の市民も一緒に参加しましょう」と熱く語られました。
総会では
*祝園ネットの活動と祝園弾薬庫をめぐる状況の報告
・住民説明会を求める署名が1,2173 筆(2月14 日現在)中部防衛局と交渉。4 回質問書提出。
・昨年8 月25 日夏の学習会に500 名参加、MBS 報道24 で紹介、ラジオ報道特別番組で放送。
5 月11 日精華町町議選で祝園ネットから立候補の神田さん当選。共産党から2 名町議会へ。
*奈良の会として5km 地帯各地及び各地域での活動
*対市交渉及び奈良市議会議員立候補予定者対象のアンケートの取組について報告と今後の活動
・奈良市においては、3 回に亘り交渉を行う。市民の生命・財産及び貴重な文化財を守るという気持ちが欠けているとしかみえない。
・市民の生命・財産及び貴重な文化財を守ることと軍民分離の原則を働きかけ、署名運動を行います。市政をして祝園ミサイル弾薬庫問題に向かわせ、市民の安全と歴史的文化遺産を守るという心を貫くよう、奈良市を国際平和文化都市として永らえさせる道へと向かわせていくことを肝に銘じて進めます。
・生駒市においては、国民大運動実行委員会の一員として要請。「本市としては現状問題があるとは認識していません」「注視区域の指定による市民への影響はないと考えています」「祝園分屯地所在の自治体ではないので(住民説明会開催の)要請の必要はないと考えます」等と近接地にも拘わらずの対応。
・7 月に実施予定の奈良市市議会議員選挙に向けて、現市議会議員・立候補予定者に、「祝園弾薬庫の増設問題に関わるアンケート」を取り組みます。
・私達が暮らす地域を戦火で破壊される事がないように、子どもたちや孫たちのために平和な社会を守りましょう。そのために多様な活動を多くの市民の皆さんと活動を行いましょう。MBS 動画や学習した事などを家族・知人・職場で集まり交流しましょう。
・祝園ミサイル弾薬庫建設工事への抗議集会や10 月に行われる全国集会に参加しましょう。
「もうやめよう 危ない原発!大集会 in 大阪」
原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい
実行委員会 堀田美恵子
私たちは、全国の原発を反対する人々ともつながって原発を止めたいと思っています。
6月8日あいにくの空模様でしたが、1200人の人々が大阪うつぼ公園に集まりました。奈良からも35人以上の人が参加しました。
大阪は電気の消費地としての責任があります。集会は公園でおこない、その後のデモはうつぼ公園を出発し、心斎橋や難波といった御堂筋をシュプレヒコールで訴えながら歩きました。休日なので家族で公園で遊ぶ人たち、繁華街に出ているたくさんの人たちに訴えました。若狭の原発現地や、若狭の原発の風下にあたる岐阜や愛知からも多くの人が参加されました。使用済み核燃料の問題、再処理の問題など、原発には日本全国を巻き込んだ課題があります。全国からのメッセージが寄せられ、ともに闘おうとする政党の代表者たち、労働組合からも多くの参加がありました。
私たちにできる選挙活動2
公示後の取り組み(7/3 ~ 7/19)
①個々が支持を呼びかける。(電話での依頼はOK手紙・メール以外のSNS などでの依頼はOK、メールはメーリングリストの範囲で内部連絡としてOK)
②両候補者の街頭演説会や集会に参加する。
③両候補者陣営からの選挙協力依頼に、ボランティアとして参加する。(電話かけ等)
④「選挙に行こう」キャンペーン(マイクを使っての宣伝はダメ)を計画中
地域交流会の報告
【あいあいおしゃべり会】
5月9日(金) 「喋ろう喋ろ!」お互いにニュース等の感想を出し合う。
感想:話は多岐にわたり、面白かった。体力的に少し弱くなってきているが、ひどい世の中に対して少しでも頑張らねばと思う。難しい話も分かった気になった。本日も楽しい話が聞けて楽しかった。経済は難しい‼でも世界は経済でまわっている。
6月13 日(金)「ダニー・ネフセタイさん」動画観賞だったが音声が悪く良く分からなかったそうだ。米問題がもっぱらの話題に。
次回:7月10 日(木)13 時半 「選挙について喋ろう」
【富雄・帝塚山】
6月18 日(水)コメ問題について
浅岡元子さんを囲んで問題を出し合い交流を行なう。次回は生産者の意見を聞きたいと都南地域で農業を営まれている方のお話を聞く事に。参議院選挙にむけて交流。
次回:7月30 日(水)14 時 富雄公民館農業経営者吉田隆雄さんから農業問題で交流
9月3日(予定)奈良市に農業政策について懇談していく予定。
【ならやまの会・高の原】
5月19 日(月)
テーマ:「生きづらい社会についてー依存症支援の取組についてー」 報告は川口真美さん。山添村の住民と社会協議会の連携がすごい。介護保険の隙間の有料ボランティア活動。1人暮らしのお年寄りを定期的に訪問、依存症自助グループの活動、共助の活動など多数。地域でのボランティア活動について交流。公園の整備や公園のトイレ掃除・近所同士の集り・廃油回収・引きこもりの居場所サミット・介護施設でボランティア・生協の助け合い活動・災害ボランティア等々。ボランティア活動が地域を変える。防衛費ではなくてボランティア活動に資金援助を。
6月16 日(月)講師:元立命館大総長川口清史さん。氏の著書「忘れられた37 万人 日本軍朝鮮人兵士」の学習。参加者は18 名。
「日中戦争と朝鮮人動員の経過」「37 万人に及んだ朝鮮人の軍事動員と戦後も続く悲劇」等執筆の話も。最後に「今後の市民の参加、平和創造のプロセス」として朝鮮人兵士など知られていない事実を市民で共有することが大事と訴えられる。
高麗寺にある「日韓友好平和之搭」など見学ツアーを10 月に実施予定。
感想:「初めて聞く話ばかり。傷痍軍人を見てきた世代にはその人たちが朝鮮人だったと初めて知った。戦犯や戦後の補償が全くなかったのにはびっくり」など。
次回:7月21 日(月)高の原駅前団地集会所
講師:斎藤日出治さん( 大阪労働学校・アソシエ学長、
熊野・朝鮮から歴史をつむぐ会)
テーマ:「木本事件」と日本の植民地責任
6月22 日 DVD「ミサイル弾薬庫がやってくる」
佐保台ふれあい会館
講師:吉岡昇さん 参加者:3 人。意外な方の参加もあり少数ながらよい会になる。「知っておくことが大切」「精華町の井戸からPFAS が検出されたのは怖い」「トマフォークってどんなミサイル?」「宇治の火薬庫や小松製作所は関係あるのか?」「R162、R24、京阪奈道は軍用道として造られている」等、文化財にまで話が広がり盛り上がる。吉岡さんからは署名運動等に協力して意思表示をすることが大切。それ以上に家族やご近所など身近な人に弾薬庫のことを知らせる事が大切と。
【佐保若草地域交流会】
5月26 日(火)「もっcと公民館!」を主宰する木原育代さんを講師に、奈良市による公民館縮小方針に対して、各公民館や議員を巻き込んで反対の運動を広げ、方針を白紙にした経緯についてお話を聞いた。お話の中で、公民館の歴史についてや、社会教育において公民館の果たす役割の大きさ、権利としての公民館の存在を改めて認識。
次回:7 月29 日(火)10 時~市民の家「年金問題について」
【都南・済美・飛鳥・紀寺】
6月21日(土)年金者組合の加藤勇さんから「年金問題について」教えていただく。「マクロ経済について、遺族年金について、3号保険とは」など質問が出され交流。結論は「政治を変え、大企業の内部留保を財源に賃金をあげる事が年金制度を守る」
次回:9月20日(土)13時半 会場:岡谷本館、テーマは「介護について」
参院選キックオフ集会
6 月26 日(木)14:00 開会
やまと郡山城ホール(小ホール)
★冨田宏治さんのお話「さよなら自民党政治、
その先へーー分断に抗して包摂の政治をーー」
★立候補予定者の」決意表明
*詳しくは次号にて