2022年8月発行
2022 参院選の結果を受けて
困難を乗り越え、「市民と立憲野党の共闘」を再構築していきましょう
奈良1区市民連合運営委員会
今回の参院選では、奈良選挙区において統一候補擁立が実現できなかったため、「立憲野党候補 を支援する」という方針にもとづき、全県的な取り組みとしては、北野候補と猪奥候補の演説日程 の情報発信と党派を超えての街頭演説の応援等を呼びかけました。1区市民連合としては、週1回 の駅頭での「選挙に行こうキャンペーン」に取り組みましたが、どちらも中途半端になったことは 否定できません。
3年前の参院選では、奈良市民連合と立憲野党とで、西田一美さんを統一候補として選挙をたた かい、219,244 票を獲得しました。奈良での「共闘効果」が全国的にも高かったことは記憶に新し いところです。今回北野さんと猪奥さんの獲得票の合計は約 141,366万票にとどまりましたが、 もしも2022 参院選で、奈良選挙区で統一候補擁立が実現した場合を想定して、昨年の衆院選での 獲得票を単純計算すると、1区での馬淵さん、2区での猪奥さんと宮本さん、3区での西川さんの獲得票の合計は、204,995票になり、候補者の問題や情勢の変化など単純に比較できないとは言え、 自民党候補が獲得した256,139票と比べてもかなり接戦に持ち込めたことが予想されます。さら には、市民連合として政党を超えた選挙運動や、個人の選挙活動などももっと広げることができ、 共闘効果も期待できたのではと残念でなりません。
今回の選挙では、立憲野党が置かれている現状もあり、それぞれの政党の事情が優先され、32 の1人区のうち11選挙区での限定的な共闘となり、奈良県においては、事実上「共闘」は棚上げ になりました。立憲野党をめぐる情勢の厳しさは、権力側が、共産党を含む野党が市民と共闘する ことを、真に恐れているからにほかなりません。ならば私たちは本当の敵に対して再度スクラムを 組まなければなりません。中央の市民連合が声明で指摘しているように、自民党が議席を増やした のは、1人区で9議席増やしたためです。むしろ比例では1議席減らしています。この事実からも 明らかなように、政権与党と対峙していくには、1人区で統一候補を立てて、しっかりとした共闘 の体制をつくり、一つでも多くの議席を勝ち取っていくことが、何よりも重要だということです。 そしてそのためには市民と野党が、様々な困難を乗り越えて共闘していくしかありません。
参議院でも改憲勢力が3分の2以上を確保し、今後さらに憲法改悪の動きが加速し、国民犠牲 の政治が強まっていくことは、火を見るよりも明らかです。ウクライナ情勢に乗じた軍拡の動き、 それを補完する維新の会や右派の小政党の動きも大変危険です。国民のいのちと暮らし、平和を真 に守るために、各立憲野党には、政党の様々な事情を乗り越えていくことを求めていくと共に、市 民連合としてもさらに仲間を増やし、成長し、市民と野党の共闘を再構築していきましょう。
2022年8月1日
第26回参議院選挙に関する声明
7月10日に行われた参議院選挙は、大方の予想通り、自由民主党や日本維新の会が議席を大幅に増やし、衆議院に続いて参議院でも改憲勢力が議席の3分の2を超える結果となった。かたや立憲野党は、 社会民主党が議席を死守する一方で、立憲民主党も日本共産党も選挙前に比べて議席減となってしまっ た。
より詳細に見ると、自由民主党が議席を増やしたのは1人区を含む選挙区に限られており、比例区ではむしろ1議席減らしている。 逆に立憲民主党は、比例区では改選議席数を維持、 議席減となったのは 1人区を含む選挙区でのことであった。2016年、2019年と立憲野党が積み重ねてきた32の1人区すべてでの候補者の一本化が今回わずか11にとどまり、 また、その11の選挙区でも選挙共闘体制の構築が不十分に終わった結果、 勝利できたのは青森、長野、 沖縄の3県だけに終わった。
2016年 11議席、2019年に10議席を1人区で勝ち取ったことと比較して、 野党共闘の不発が今回の選挙結果に結びついたことは明らかである。 各地の選挙区で厳しいたたかいを最後まで懸命にたたかい抜いた全国の市民連合の皆さんに深い敬意を表するとともに、 立憲野党各党には本格的な共闘への取り組みをまずは国会で一刻も早く再開することを呼びかけたい。
むろん1人区だけでなく、複数区や比例区のたたかい方でも課題は見られた。 複数区で日本維新の会の全国政党化を阻止したのは極めて重要な成果であったが、 特に比例区において立憲野党各党は伸び悩 み、日本維新の会や右派小政党に隙を突かれた。 これらの課題は立憲野党だけでなく、私たち市民連合も今一度大きな広がりを作り直していくことが不可欠であることを示している。
結果としては改憲勢力に3分の2を許してしまったが、 安倍元首相の殺害という重大事件によって選 挙戦が最終盤で大きく歪められてしまったことに加えて、もともと岸田自民党がいかなる政策も明確に 訴えなかったこともあり、 9条改憲や歯止めなき軍事力強化路線が信任されたとは到底言えない状況であ る。 市民連合としては、自己目的化した改憲の企てを阻止し、 いのちと暮らしを守る政治の実現を求め る広範な取り組みを建て直していきたい。
7月11日
「奈良市の水道問題を考える市民フォーラム」からのお願い
今奈良県は「県域水道一体化」を進めようとしており、 奈良市の参加をめぐって懇談会がこれまで4回行われて きました。しかし、奈良市の水道料金は3割も上がるのでは、木津浄水場をなくして災害時に対応できるのか、民営化への道を開くのではないか、そもそも十分に市 民に説明がされていないなど市民の不安や疑問が何も 解明されないまま進められようとしています。市民 フォーラムは、この「県域水道一体化」の問題点を広く市民の皆さんに広げ、市民の声を市政に届けようと 以下のような取り組みを行います。皆さんの積極的な 参加とご協力を呼びかけます。
参院選東京選挙区の大奮闘の背景に、市民連合とSNS、若者の支援の広がり
深澤司
今回の参院選で、 東京選挙区の投票率は野党候補が接戦の末に勝利した山形、 長野に続いて全国3位でした。 この背景には改選6議席を争う大激戦がありまし た。当選した自民、公明の与党候補3人の得票数合計 は約 229 万票、共産党、立憲民主党とれいわ新選組の 候補が3議席を得ました。 この3人の得票数に、落選 した立民候補や社民党候補も足すと、 約235万票 ( 総得票数の 37.4%) で自公を逆転していることが注目され ます。 また、日本維新の会の議席獲得を東京で阻止し たことも大きいものがあります。
このことの原動力に、 1年前の都議選で1人区だけ でなく複数区(2人区、3人区)での共闘が共産党や立憲 民主党などの間で成立し、 12選挙区で勝利につなげて 「市民と野党の共闘」の新たな到達点を築いたことがあげられます。 その下支えをしたのが衆院選東京の25 小選挙区中 23 小選挙区、 自治体地域では 31 地域に薬 生した市民連合でした。 東京の首長選挙では、2017年 以来 30 地域で市民と野党の共同候補が擁立され、自 治体議会でのオール与党の状況が長らく存在してき もとで7自治体が勝利しています。
参院選の中盤、 共産党の山添拓候補が大激戦の中で 「埋没」 しかけているのではないかと私の東京の友人が 心配していましたが、 結果、 第 3 位で当選。 その裏側 には、これまで共産党とは関わりがなかった多くの若 者が SNS の動画などを通して街頭演説や選挙ボラン ティアに参加、爆発的に支援の輪が広がったといわれ ます。 そこのところをもっとリアルに知りたい、学びたいですね。
第3回奈良1区市民連合総会
日時 :2022年9月19日(月・祝) 13:30~16:00
場所:奈良県女性センター3F 講座室
奈良区市民連合では、7月10日の参議院選挙に向けて野党統一を目指してきましたが、 結局実現しませんでした。 その総括を含めての第3回総会です。 皆様の参加をお待ちしております。詳しいことは後日お知らせします。
終了後近鉄奈良駅にてスタンディングの予定です
市民の声
野党共闘の再構築を
参院選で改憲勢力に3分の2を与えてしまったことが悔やまれます。 野党がバラバラで有権者に不信感を与え、 自民党に有利に働いたと思います。 野党は6年前に32の1人区すべてで共闘し、善戦したことを想起し、初心に帰り、 安保法制廃止、 立憲主義の回復を旗印に掲げて、 大同団結すべきと思います。 そのために草の根からの運動、市民連合の役割が大きいと痛感します。
菅野台 金治貞男
希望の星を!
何としても野党統一をして、憲法を守り戦争ではなく、普通の生活が保証され、 自由に物が言えて、 世の中に希望が持てるような奈良になってほしい。
政党の枠を超えてでもそんな政治を実現できるよ うな人が見つけられないかなあという夢と期待を以下の百数文字に籠めました。
憲法を守り、 外交を重視し、 決して戦争をしない。 教育、医療、福祉を大切にし、普通の暮らしを守る。 度をせず、自由にものが言えて、 希望ある国を創る Y.M.
そんな野党統一の候補者が見つかれば、それは希望の星 ! !
奈良市の水の問題
議員と語るタウンミーティング
第1回目 8月9日 (火) 1時半から三碓公民館
出席議員 樋口清二郎議員 (明日の奈良を創る会)
第2回目8月19日 (金) 10時から中部公民館視聴覚室
出席予定議員 中西吉日出議員(無所属)
第3回目 8月25日 (木) 10時から西部公民館6階第2研修室
出席予定議員 岡本誠至議員(無所属)
第4回目 8月30日 (火) 1時半からサン・アクティブなら(JR 平城山北側)
下村千恵議員(無所属)
スタンディング
① 8月8日7時半 近鉄奈良駅東向き商店街で街宣
② 8月19日 (金) 10時半から11時半 学園前南
③8月19日 (金) 12時 近鉄奈良駅
④8月21日 (日) 10時 西大寺コンコース
⑤ 8月 23日 (火)7時半 市役所前 集合市役所正面
⑥8月29日 (月) 10時 高の原近商ストアー前広場
暑い時期ですが、 今が奈良の水を守れるかどうかの瀬戸際です。 皆さんの積極的な参加をお願いします。 9月3日には100年 会館でシンポジュウムを行います。 たくさんの市民の参加で、 「県域水道一体化」にストップをかけましょう。
(代表 八木健彦)
国葬反対!
国葬反対のハガキを出すなら下の住所に。県選出の自民党国会議員に送るのも手ですね。
岸田文雄内閣総理大臣・首相官邸
〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-3-7 TEL: 03-3581-0101

メガソーラーを考える奈良の会
堀田美恵子
平群町、山添村にメガソーラーの計画があり、 住民が反対しているという話を聞き、 現地見学会を行いました。 八尾と平群をつなぐ緑豊かな櫟原 (いちはら) 街道から平群の街が広がっています。 署名や、工事差し止め裁判に訴えて反対運動が行 われています。
一方山添村には奈良市の水がめの布目ダムがあります。 メガソーラー予定地は山添村の水源の上に予定され、豊かな雑木林を伐採することになる というのです。
いずれも過去にゴルフ場の建設が予定され、とん挫した場所です。 森林を経済効率のためにおろ そかにしてきた結果、 失ってしまいそうです。 何かをしなくては・・という仲間が集まってメガソー ラーを考える会を発足させました。平群町住民の 差し止め裁判の支援、 奈良県にメガソーラー設置 条例を求める運動をしています。
水と市民の自治
八木 健彦
県域水道一体化への奈良市の参加問題は、今大きなヤ マ場を迎えようとしています。 奈良市水道問題懇談会が 全5回の会合で8月末に意見取りまとめ、 市長に提出、 同時併行で協議会内の6市町首長による部会の非公開会 合、 そして9月市議会、 これらに踏まえて 11月協議会 第3回会合(一体化の基本計画・協定(案)策定) に向けて市長 が態度表明すると言われています。 懇談会では財政シ ミュレーションの議論の結果、一体化への参加は水道料 金等では何のメリットもない事が確認あれ、 市長も認めました。 市民フォーラムは4つの方針をたてています。 ①9・3 奈良の 「水」を考えるシンポジウム。 (9・3、14時~、百年会館中ホール) 浅野詠子さんを始めとする4人をパネラーを中心として、一体化の問題を広く市民に報せ、関心を高め、 市民と市議で共に考える場を創る。 ②それと前後して地域で市民と地元市議で情報を共有し、 意見を交換しあうタウンミーティングの開催。 ③以前からの署名を継続拡大し、 1万筆に拡大。 各市民による市議会への陳情書大量提出。 皆さんの積極的参加を呼びかけます。市民の共有財としての命の水を守り、 市民自治を創っていくために。
奈良の水源が危ない!
日時 9月3日 (土)14:00~16:00
場所 100年会館 中ホール
参加費 無料
★「奈良県域水道一体化」について 浅野詠子さん
★パネルディスカッション: 地方自治研究機構研究者(依頼中)、浅野詠子さん、猪俣千鶴さん、 武田かおりさん
市民の皆さんの政治への参加が政治を変える原動力です。
奈良区市民連合への加入のお誘いを友人・知人にお願いします。
奈良1区市民連合は、2020年9月19日に結成総会を開催 「憲法を生かす政治の実現、 安倍改憲阻止, 安保法制廃止、立憲主義の回復 個人の尊厳が守られる政治の実現」 を目的とする市民連合として発足しました。
そのためには 「野党が共闘し, 統一候補を擁立。 その候補者の勝利」 で政治を変えようと集会, 街頭宣伝 地域交流会、学習会、ニュース発行など市民の皆さんと共に活動をすすめてきました。
2021年衆議院選挙では奈良1区選挙区から馬淵 澄夫さんを統一候補として擁立, 勝利しました。 し かし, 7月に行われた参議院選挙では奈良選挙区での野党共闘は実現しませんでした。 参議院選挙の結果から見えてきたのは 「野党の共闘と統一候補擁立の選挙戦」 の重要性です。
奈良1区市民連合は、野党政党に 「野党が統一し て選挙に立ちむかう体制を求める」 ための実力をつ ける事を痛感しています。
現在、奈良1区市民連合の会員は500名弱です。 何としても会員を増やすことが求められています。 政党との関係においても, 政策実現の上でも当面 1000名の会員が求められます。
岸田政権をこのまま許せば 「若者は再び戦場へ」 「戦前のように国家が国民を支配する」 暗黒の日本 に突き進むでしょう。
自公政権から市民のための政治を行う政権にするためにご尽力をお願いします。